【ご支援事例】スタートアップの新規事業成長を加速させた「営業外注」─プロ営業の伴走支援で、アポ獲得目標171%達成を実現

今回は、AIとDXの力で営業の世界に変革をもたらすDynaMeet株式会社の澤野様に、弊社に問い合わせする前の課題や発注の決め手、稼働後の様子について伺いました。

クライアント:DynaMeet株式会社 澤野様

課題

  • 設立1年未満で営業リソースがなく、正社員採用や育成の体制が整っていなかった
  • 新サービスをリリースしたばかりで、スピード感ある新規顧客獲得が求められていた

取り組み内容

  • リスト選定、スクリプト作成、営業の型化まで一気通貫で支援を実施
  • 透明性の高い報告体制を整え、リアルタイムで成果や活動内容を共有
  • 支援開始直後、わずか5日間でアポイントを創出

成果

  • アポイント獲得数が目標171%を達成、複数の有力パイプラインを構築
  • 実働わずか5日で10件以上の高品質アポイントを獲得
  • 過去の外注での不安を払拭し、社内チーム同様の一体感と信頼関係を構築

目次

事業内容について

─まずは、DynaMeet株式会社様の事業内容を教えてください。

澤野:弊社は「AIで ビジネスの”出会い” を再発明する」というミッションを掲げる、設立1年未満のスタートアップです。現在はAIで商談を自動獲得する「Meeton ai」というプロダクトを提供しています。このサービスはリリースしてまだ1ヶ月ほどで、事業をさらに加速させていくフェーズにあります。


─株式会社START WITH WHYのサービスの内容と特長をお聞かせください。

浅井:私たちは、クライアント様の「グロースパートナー」になることをスローガンに掲げて営業支援を行っています。単にアポイントを獲得するだけでなく、戦略・戦術の策定から仮説検証、実行までを一気通貫で伴走支援するのが特長です。特に、DynaMeet様が展開されているようなセールステック領域は得意分野です。

問い合わせ前の課題

─お問い合わせいただく前の営業課題について教えてください。

澤野:新サービス「Meeton AI」のリリースにあたり、トップスピードで顧客を獲得し、事業を推進したいと考えていました。

しかし、弊社は設立1年未満のスタートアップで、インサイドセールスの正社員を採用しようにも、昨今の給与相場の高騰を考えるとコスト面でのリスクがありました。また、ビジネスサイドは実質的に私一人で担っているため、育成に割けるリソースもありませんでした。

そのため、リスクを抑えながら最短で成果を出すには、社外のパートナーに支援していただくのが最適な選択肢だと思い、外注を検討しました。

提案の様子

─DynaMeet様の課題に対して、提案内容がどう行いましたか。

浅井:初めて「Meeton ai」のデモを拝見した時「こんなにかゆいところに手が届く商材があるのか」とワクワクし、自信を持って営業できるサービスだと感じました。それを前提とした上で、3つのポイントを軸にご提案をしました。

1つ目は、アポイント数を最大化するためのリスト戦略やスクリプト構築。2つ目は、どの市場に可能性があるのか「勝ち筋」を発見するためのマーケティング視点での仮説検証です。そして3つ目が、将来的な内製化を見据えた「営業の型化」のご支援です。短期的な成果だけでなく、中長期的な事業成長に貢献できるパートナーであることもあわせてお伝えしました。


─株式会社START WITH WHYに依頼した決め手を教えてください。

澤野:5〜6社の会社様と面談しましたが、株式会社START WITH WHY様のご提案が最も納得感のあるものでした。特に「こういう業界を攻めましょう」という具体的な仮説が、私たちの考えと非常にマッチしていて、一番腑に落ちたんです。また、報告体制やレポートのサンプルなども非常にシステム化されており、信頼できると感じました。将来の営業体制構築まで見据えたご提案をいただけたことも、大きな決め手になりました。

稼働後の様子

─具体的な取り組みと成果について教えてください。

浅井:ご支援にあたり、私を含め3人体制でチームを組成しました。特に意識したのは、過去に澤野様が営業の外注でコミュニケーションに課題を感じていたと伺っていたため、活動内容がブラックボックス化しないよう、稼働状況をリアルタイムで共有できるスプレッドシートや、詳細な架電ログを提出し、徹底的に透明性を担保しました。

また、今回はプロダクトが非常に素晴らしく「とにかく一度見ていただければ価値が伝わる」という確信があったため、アプローチリストの選定以上に、まずは話を聞いてもらうことを考え、トークスクリプトの作成に注力しました。専門用語を避け、誰にでも価値が伝わる「わかりやすい言葉」を追求し、5〜6回にわたってスクリプトを改善しました。

成果に関しては、現時点で目標に対して171%のアポイントを獲得できている状況です。

─成果に対して、感想をお聞かせください。

澤野:期待以上の成果が出ていると感じています。特に驚いたのは、契約開始直後に出展した展示会で、獲得した100件ほどのリードへの対応です。急なお願いだったにもかかわらず、即座にリストを整備して架電を開始してくださり、実働わずか5日ほどで12件のアポイントを創出していただきました。

獲得したアポイントは質も高く、すでに数件は有力なパイプラインになっています。このおかげで展示会の投資対効果が明確になり、次回の出展も決まるなど、経営判断にも良い影響を与えてくれています。

浅井:成果が出ているのは、私たちが「Meeton AI」というプロダクトに惚れ込んでいることも要因の一つです。デモを拝見した時の感動をチーム全体で共有し「この素晴らしいサービスを多くの人に届けたい」という純粋な想いが、立ち上がりのスピードや成果に繋がったのだと感じています。

─社外に営業支援を依頼して良かった点をお聞かせください。

澤野:一番は「手離れの良さ」です。もし自社でインサイドセールスを抱えていたら、マネジメントや進捗管理、育成に多くの時間を取られていたはずです。今はKPI設定から日々のPDCAまで全てお任せできているので、私は本来注力すべき業務に集中できています。

また、以前の外注で感じていた不安も完全に払拭されました。実際に架電を担当されているプレイヤーの方とも密にコミュニケーションが取れており、日々フィードバックを行ったり、意見を交換しながら進めています。担当者様は非常に熱意があり、まるで自社のチームメンバーと話しているような感覚です。業務的な関係性を超えた一体感が、安心感と信頼感につながっています。

今後の展望

─今後の展望についてお聞かせください。

澤野:弊社は今後も、スピード感を持ってプロダクトをアップデートしていきます。機能が拡張すれば、アプローチできるターゲット層も広がっていくはずです。その変化に合わせて、新しい市場を一緒に開拓していくパートナーとして、これからも伴走していただくことを期待しています。また今後は、一度商談したものの導入に至らなかったお客様への再アプローチなども、ぜひご支援いただきたいと考えています。


浅井:DynaMeet様のプロダクト改善スピードは非常に速いので、私たちも常に最新情報をキャッチアップし、現場の声を迅速にフィードバックしていきたいです。また、これまでのアポイント獲得だけでなく、今後は長期的な視点でお客様を育成していく「ナーチャリング」の観点も取り入れ、より深く事業成長に貢献していきたいと考えています。

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